死ねない理由をそこに映し出せ
こんにちは。お久しぶりの更新となります。ギンです。久しぶり過ぎて初めましての方もいるかもしれない。
最近Twitterの更新頻度すら落ちる程には言語化能力が落ちているというか、考える事をやめているので、ここらでちょっくら今の心境でも綴ってきおきますかという感じである。
さて、前回のブログ(もう一年以上も前だけど)で僕は自分は空っぽだと書いたが、相も変わらず空っぽなままだ。
これといった目標も無く、これのために生きてる!と言えるものも無く
好きなものはあってもそれに何かを犠牲にしたり人生をかける程の情熱を注げるわけでもない。
ただ死ぬのが怖いから生きている。
日々をただ浪費し、疲れを一時の娯楽で癒すだけの毎日である。
ただ、その癒しである趣味。
特にライブ観賞。
これは頑張るための原動力とまではいかないが、漠然した目的になっているのは確かなんじゃないかな?とは少し思っている。
僕は報酬が与えられたから頑張れるタイプではなく、どちらかというと与えられるから頑張れるタイプなのである。
単純に言うと、先に何か貰っても元気になれないけど、貰えるとわかっていればそれを目標に頑張れる。みたいな。だから商品は先払いが好きである(先に支払いという苦しみがあり、後は報酬の商品を受け取るだけなので)。
だから、行きたいライブの日に休みを貰って、その日まではなんとか生きるという心持ちで生きている。
突然だが、ここで少し時を遡らせていただく。
時は今の職場の前の職場時代、以前ブログでも綴ったが、酷い仕打ちを受け、ずっとほんのり死にたいとは思っていたが、いよいよ本当に死のうと思ったが、やはり死の恐怖には勝てず、結果仕事を辞めた。そこから無気力な日々の始まりである。大学の頃までは声優やバンドのライブにたまに行っていたが、社会人になってからは疲労に勝てず、コンテンツからも離れ、その習慣も無くなり、特に予定も無く、なんとなくで、その場しのぎの予定の今の職場についた(もう結構経っちゃってるのだが)。
しかし、ある日転機が訪れる。
虹のコンキスタドール(以後虹コン)というアイドルグループとの出会いである。
きっかけはYouTubeのオススメに流れてきた『キミは無邪気な夏の女王』のMVだ。正直に言おう。水着のサムネに釣られた。ただ、それまでアイドルというものと無縁だった僕からすれば、それがなければ出会わなかったし、この出会いは奇跡であり、運命だったのだと思う。
動画を開き、水着の女の子を見る目的だったのが、いつしか曲の良さに惹かれていた。
そこからMVが公開されている曲から探り探り聞いていった。そして段々とメンバーの顔と名前と歌声を覚えていった。その時はまだ特に誰が好きとかは無かった。グループとしてただ好きだった。
そして、『ずっとサマーで恋してる』のMVでついに人生で初めて好きなアイドルが出来た。それが「的場華鈴」さんだ。推しという言葉は自分のスタンスと合わないのでなるべく使わないようにしているのだが、世間一般的に言うと「推し」というものになるのだろう。
最初はただかわいいと思うだけであったが、その後、「響け!ファンファーレ」「やるっきゃない!2018」を聞き、彼女の力強く、感情の乗った歌声に惹かれた。
そしてMVだけ見ていたのから少し進み、ずっとサマーで恋してるのライブ映像と出会う。(いつのやつかは曖昧)
何だこのグループは!?と衝撃を受けたのを覚えている。
MVでのパフォーマンスはいうて、撮り直しがきくし、特別な感動までは正直感じていなかったのだが、
MVのまんまのあの激しいパフォーマンスをライブで!?歌いながら!?ヤバい!!
その頃テレビでよく見ていたアイドルはあまり生歌とダンスを両立しているイメージが無かったため、かなり衝撃的だった。
虹コンのライブすげぇな!と思い、それをTwitterで呟くと、別の趣味で繋がっていた虹コンが好きな知り合いの方から「今度近くでライブあるから行きませんか?」と誘われた。
正直、好きだったとはいえ、その時の自分は今以上に腰が重く、近くとはいえ他県ではあったため、少し躊躇いがあった。あとライブのノリについて行けなくて肩身狭くなるの嫌だな…とかも少しあった。とはいえ、断りづらい性格でもあったため、「行けたら行きます」ぐらいの曖昧な返答をしたのを覚えている。チケットは買ったが、最悪行きたくなくなったらキャンセルすればいいやぐらいに思っていた。
しかし、ライブの日が近付くに連れ、もったいない精神が産まれ、チケ代無駄にしたくない。絶対に行く!へ心がけシフトして行った。
行くと決めたら絶対に浮きたくない。予習は完璧にしたいと思い、CDを買い、ライブの円盤を買い、YouTubeにあがってる動画はだいたい見尽くし、SNSやラジオにも手をつけた。ラジオは配信圏外だったためradikoプレミアムにも入会した。
ここまでしたのは最初は予習を完璧にしたいという感情からだったが、触れていくうちに虹コンにどんどん惹かれていったからであった。
曲だけからでは知れなかったメンバーの人となり、インドア系、陰キャ感、オタク感、反骨精神など自分ととても親和性が高いグループだとわかった。
その中でもやはり的場華鈴さんは特に好きだった。ビジュアルから好きになったのだが、性格、バックボーンもかなり好きで、真の意味で一番好きなメンバーとなった。
そしてライブの日が近付き、感情は既に全てワクワクに変わっていた。
しかし、そんな中、コロナ禍が訪れた。
ライブは延期に延期を重ね、ついに中止になってしまった。
本当にやりきれない気持ちでいっぱいだった。
それでもそもそも好きではあったため、熱が冷める事は無く、それからも虹コンを追い続けた。
無観客ライブや配信ライブはたぶん全部見たと思う。
そして段々と制限は緩和されていき、有観客でのライブも再開しだし、光も見えて来た。その中で卒業メンバーが出た事で、好きになった頃のメンバーでのライブを見る事が出来なかったのは寂しかったが、いつかは虹コンのライブを見れるという希望が生まれた。また近くに来た時に行こうと思っていた。
そして発表された日本武道館公演。虹コンが目標に掲げていた場所でのライブ。
隣の県に行くのも億劫だった僕がこの時ばかりは行きたいと思っていた。
ただそれもふわふわした曖昧なもので、行けたらいいな〜と、半分夢物語のような感覚でいた。
しかし、その少し後にその武道館公演を最後に的場華鈴さんが卒業する事が発表された。
この時、行けたら行きたいライブから絶対に行かなくてはならないライブに変わった。
この日行かなくちゃもう一生的場華鈴さんを観れない。一生後悔する。
それから交通費やチケット代や宿泊費がいくらかかるのか、それまでに出費をどれだけ抑えなくてはいけないのか、そもそもどういうルートで行くのか。現実的に考えた。
一人で遠征はした事がなかったので不安もかなりあった。貯金も収入も少ないし、かなり思い切った出費でもあった。
しかしその時はそれに勝るくらい本気だったのだ。それまでの無気力な日々からは考えられない程に。
この時これだけ熱を持っていたのは好きな気持ちもあったが、
ある意味で自分の人生の終わり、死に場所を探していて、それに相応しい場所を見つけたからというのもあったのかもしれない。
これだけ良い体験をしたら死んでもいい。「推しが武道館行ったら死ぬ」なんてタイトルの作品もあったくらいだし。
事実、武道館公演以降の日付に予定は何も入れていなかったし、有り金も全部使うつもりで使った。
そして迎えた武道館公演当日。


死ぬ気で行ったとは言ったものの、保険には保険をかける人間であったため、もろもろの都合で最終日の二日目だけの参加となった。
ライブはただただ楽しかった。
初の一人遠征、初の一人宿泊、初の虹コン現場。
もろもろ重なってこの日は特別な日になった。
そしてライブが終わってみて思ったのは、また虹コンのライブに行きたいというものだった。
想定外だった。
もちろん虹コンというグループ自体好きだったため、たとえ的場華鈴さんがいなくとも好きじゃなくなる事はないとは思っていたものの、
死ぬつもりで行ったのが未来の予定を立てたくなってしまっていた。
だから最初の公演が武道館公演だった事をひどく後悔した。
こんなに楽しいならもっと早く行けばよかった。もっと的場華鈴さんのいる虹コンを見たかった。
そんな気持ちを残しながら帰路につき、地元へ帰りまた日常を過ごした。
的場華鈴さんが卒業した後も虹コンの活動は追い続けたが、今度はまた行ける場所に来た時行こうぐらいの距離感に戻っていた。
そしてある日の公演で発表された的場華鈴さんの予科生としての虹コンへの復帰。
この情報を見た時の興奮は今でも忘れない。
復帰に対しては賛否両論あったが、武道館公演の日に、もっと的場華鈴さんのいた虹コンが見たかったと思っていた僕からしたら喜びしかなかった。また見れるんだと。
そして復帰の発表と同時か少し後(曖昧)に発表されたツアー。僕の行ける距離にも来る!
ついに行ける場所で虹コンのライブを見れる日が来たのだ。
そして迎えたライブ当日。ライブはライブハウスで行われたのだが、武道館の時とは比べ物にならないくらい近い!楽しい!
そして念願の特典会…
特典会というものがそもそもほぼ初めてで
上手く話せなくて、短い時間では伝えたい事も全然伝えられなかったのだけど
直接話せたのが本当に嬉しくて、大切な思い出になった。


そしてこのツアーを皮切りに、近くでやる虹コンのライブには行くようになって、
ライブそのものが楽しいって思うようになって
昔地元でやったライブ以降行ってなかったUNISON SQUARE GARDENのライブにも行くようになったり
いろんな気になるアーティストのライブにちょくちょく足を運ぶようになった。
そして次の予定は今月末のUNISON SQUARE GARDENの武道館公演
この日はあの日の武道館公演とは違う。
その日以降のライブの予定も入っている。
そこで死ぬつもりは無い。お金も余力も残して帰る。
さて、遡った話が長くなりすぎたが、ここで話を戻そう。
予定を立ててその日までなんとか生きる。
それのために生きているとは言えない。たぶん無くたって生きていくんだと思う。
ただ、最初に虹コンのライブのチケットを取った時のあのもったいない精神。
チケ代払ったのに行かずして死ぬとはもったいない。その日まで働いた日々がもったいない。
そして、まわりへの配慮。
連番でチケットを取ってる場合僕が死んだら連番者も行けなくなるんじゃないか?自分が行けないのは最悪いいとして、人が行けないのは避けたいな。とか。
ライブとは離れるが、今死んだら残りの借金は家族に引き継がれる?死んでまで迷惑かけたくないな。とか。
なんかそういう生きてく理由まで立派なものは無いけど、
死ねない理由みたいなやつで自分は生きてるんだなって
そういう生き方もありなのかなって
そう思ったのでした。
久しぶりだったからめちゃくちゃ長文になっちゃった。
最後まで読んでくれた方はありがとうございます。
またいつか!
バイバイ