ご報告

ギンです。今回はご報告があって、この文章を書いています。

このブログは、「である」調と「ですます」調がいりまじっていたので、前回あたりから、「である」調に統一する予定だったのですが、今回は少し畏まった内容であるため、「ですます」調で話させていただきます。

 

結果をまず最初に述べさせていただきますと、私、精神障害者3級の手帳を取得しました。

経緯を説明させていただきますと、高校生の頃あたりから、自分は少しまわりとは違うと感じはじめていて、メディアで見る、精神障害発達障害にあたるのではないか?と思い、たまに親や学校に相談するも、気のせい、誰でもそうと言われてきました。その時は自分は思っていても、まわりが認めないのであれば仕方ない、特に生活に支障はないと思い、普通の生活を続けていました。それから高校生活を終え、私は大学へと進学しました。その進学は就職試験に失敗した故の望まぬ進学ではありましたが、今となっては、考える時間を設けられてよかったと思います。

進学した大学は福祉の大学でありました。私はその頃、カウンセラーになりたいと考えていました。私の様に生きづらさを感じる人達を救いたいと考えていましたが、私自身どちらかというと救われる側の人間で、そもそもコミュニケーションが苦手だというのと、資格取得のための勉強が難しいと思い、途中で断念しました。ただ、心理学等には興味があったので、それに関する教科を多く履修していました。そこで、精神障害発達障害の方の特徴などを勉強したのですが、いくつも自分の特徴と当てはまるものがあり、いままで、もしかしたらそうかな?程度に思っていた障害の疑いが段々と確信へと変わっていきました。今回はメディアではなく、専門の先生からの話という事もあったので。

その気付きがあったのが、大学三年生の時で、その時は既に就職活動がはじまっており、私は何件か就職試験を落とし、将来への不安が高まっていました。私は果たしてに就職できるのか?と。そこで私はその授業を行った先生のやっている精神科へ障害者手帳を取得できないか。障害者雇用で就職できないか。と相談し、検査も受けたのですが、結果は、一般より知能レベルは劣っているが、障害レベルではない。というもので、先生曰く、あなたはまだ実際に困っているわけではない。困ったらまた受けなさいというものでした。その先生は正直高圧的で、あまり得意ではなかったのですが、専門科が言うなら仕方ないと、断念し、一般求人で就職活動を続けました。

結局大学在学中には就職は出来ず、卒業しました。その後、数ヶ月、学生の頃に短時間やっていたアルバイトを続けていたのですが(そのアルバイトも、学生向けの簡単な仕事だからこなせていただけで、その仕事すらも少し難しいと感じていました)、これを一生続けられないし、社員レベルの仕事はできないと思い、アルバイトを辞めました。その後数ヶ月ニートをしていて、さすがに親も怒りがピークに達し、親の薦めで、向いてないと思いつつも、誰でも入る事自体はできる仕事に派遣で就きました。入る事自体は簡単だったのですが、やはり仕事は上手くいかずに、数ヶ月で辞めました。これをいくつかの入る事自体は簡単な場所で、何度か繰り返しました。私もそのサイクルには嫌気がさしていましたし、親も早く安定しろと言っていました。そして、また入る事は簡単な職場に就いたのですが、そこでの仕事がとても過酷で、上司もとても口が悪い方で、その職場は発達障害を持った方も働いていたのですが、その方と私を比べ、「お前も病気か?」「何で病気のこいつより仕事遅いの?」など、その障害を持った方にも大変失礼ですし(そもそも障害であって病気ではないし)、私自身も精神的にダメージを受ける言葉を浴びせ続けられました。

そこで私はいままで耐えてきたものが耐えられず、気のせいと言い続けてきた親に殺し文句のように「しにたい程辛い」と伝えました。そこでようやく親も本気で動いてくれて、別件で通っていた精神科の先生(以前診断を受けた先生とは別の先生)にお願いして、手帳の申請をしてもらい。昨日、受理するにまで至りました。

もちろん、これで総てが上手くいくとは思いませんし、むしろデメリットもあると思います。ですが、確実に前には進んでいると思っています。

 

で、経緯の説明が長くなってしまったのですが、ここからが本題で、じゃあそれをブログに書いてどうしてほしいのか。という事なんですが。

どうか、いつも通り接してほしいのです。これを知って、縁を切りたいと思った人はそれはそれで構わないのですが、接し続けてくれる方は、だからといって、いままで以上に言葉に気をつけてほしいとは思いません。本当に何も変わらずにいままで通りに。

そうしていいよ、ではなく、お願いです。

私自身は何も変わっていないので。手帳取得はあくまで、社会に対しての、私が普通じゃないという証明のために行ったもので、

じゃあそれをわざわざネットで言う?と感じるかもしれませんが、言わずとも、これからの行動でどうしても伝わってしまうんじゃないかと思って、それで暗に気を使わせてしまうなら、最初から自分で言っとこうと思って書きました。

いままで通りというのは、私も一緒で怒る時には怒るし、病む時は病みますし、無理な事は断ります。

今回はそれを伝えたかったのです。

みなさんどうかこれからもいつも通りに接してくれたら嬉しいです。

こんな私と仲良くしてくれてありがとうございます。

また更新します。それでは。