僕のオタクとしての在り方

こんばんは!今日は明日がせっかく休みだというのに、何も成していない!虚無!という事で、久々のブログを更新してみるのであった。

今回は布教ブログじゃなくて自分語りのやつだから、布教記事待ちの人はごめんね。

今日は僕のオタクとしての在り方について。

僕は布教が好きである。自分の好きなものを好きになってくれる事に喜びを感じている。

だから、これいいぞ!とか言いまくるのだけど、当の僕はというと、完全なるにわかオタクである。詳細を説明できる程の知識も無ければ、現状を最前線で追いかけているわけでもなければ、見た作品、触れたコンテンツも、深く理解せず、ふわふわな理解で終わっている事が多々ある。

この事実に僕自身、嫌悪感を感じている。

知識もないのに声だけデカい、間違った情報を拡散し続けたり、在宅お気持ち表明マンだったりが何より苦手だ。ただ、それに自分もなっているという事実。にわかがイキるのが嫌いであるから、にわかを脱出するか、にわかだから大人しくしておくの二択になるのだが、僕はどちらかというと後者である。

ガチオタではないのだから、せめて大人しく、口を出さずにいこうというスタンスである。

でも、好きな作品を、素晴らしい作品がある事を伝えたいという気持ちはすごくあるんだ。

どんなに素晴らしい作品も、出会う事がなければ、素晴らしさに気付けないというのが僕の持論である。

『重版出来』という漫画原作の作品があるのだが、この作品、漫画編集部の人達を描いた作品なのだけど、この作品の中で印象に残っているセリフがあって、

「漫画はどんなに面白くても売れるとは限らない。勝手に売れる作品なんてない。売れた作品の裏には必ず売った人間がいる。俺達が売るんだ。」

というもの。どんなに面白くても、知れ渡らなければ売れない。認知されない。埋もれていく。

単純に面白いという事だけを伝えようが、それはあまり効果がないと思う。

伝え方というのは、とても大切だと思っている。

逆に言えば、伝え方さえ上手ければ、極論、面白くない作品でも世に広める事が可能だと思う。テレビショッピング、店頭販売、情報商材販売などがいい例だと思う。もちろん、良い部分を上手く伝えているというのもあるとは思うが、どちらかといえば、モノの良さより伝え方の上手さでモノを売っていると感じる。

大事なのは伝え方なのだ。

これは僕の勝手な想像なのだが、知識がある人程、語弊、間違った情報が伝わる事を恐れ、また、面白さの本質はそこではないと、取っつきやすい説明が苦手な傾向にあると思う(もちろんどちらも上手い人は存在するが)。

よく知らない人、こだわりが低い人程、その恐れがない分、取っつきやすい説明ができている様に感じている。また知識が薄くとも、伝える力が優れているのであれば広める力があると思う。

こういうのはガチオタにやっかまれて、新規層は逆にハードルを低く感じ、取っつきやすく感じるタイプだと思う。

少し前にカズレーザーがテレビ番組でガンダムの紹介をする時にこんな発言をしていた。

 


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まさにこれなんだと思う。時にわかりやすい説明は、プッシュすべきはそこじゃないだろ!厳密にいうとその説明は間違っている!などの指摘があると思う。

ただ、新規層が求めているのは、正しい知識より、わかりやすくどういうものかだったり、それが決して作品の本質でなくとも、目立つ部分なのだと思う。

僕もにわかなりにも拘りは強いオタクなため、本当の魅力はそこじゃないんだけど…とか思い、説明だけが上手い人を見ると嫌悪感を覚えたりするのだけれど、そういう人達が作品を広めていたり、それをきっかけに作品に触れたという事実もあるのだよね。

だから、僕はにわかの自分なんかが…とか、本当の面白さはそこではないと思ったりして自己嫌悪をする事になっても、好きな作品をすすめていきたいなと思っている。

見るきっかけさえあれば、自ずと本当の魅力にも気付いてもらえると思うから。

だから僕はその作品への入り口へ導くオタクになりたいと思う。

だから、もしかしたらガチオタの人達からはやっかまれる存在になるかもしれない。

これはある種のガチオタに成れない事に対する逃げなのかもしれないが、自分の力の及ぶ範囲で、僕は好きな作品をすすめていきたい。

僕は説明がめちゃくちゃ上手いというわけではないが、特に学生時代、作品を布教して、パンピーまたはアニメ嫌いの人間をオタク沼に引きずり込んだ経験もある。大学でプレゼン力を誉められた事もある。

だから、上手くはないにしても、少しは才能はあるんじゃないかと自負している。

だから、もしかしたら、既にしっている人からしたら、それ違くね?って事を書くかもしれないが、あくまで僕は、初心者層に向けた、ちょっと違うかもしれないけど、目立つ印象に残りやすい、記事を今後書いていこうと思う。

それが僕のオタクとしての在り方だと言っていきたい。

 

という自分語りでした。たぶん僕は知ってる人同士で語り合うより、知らない人に知ってる事を伝える事の方が向いてると思う。

ずっといままで繋がってきた、ガチオタのみんな、ごめん。それでもやっぱり語りたい欲もあるので、たまには語り合ってくれたら嬉しいな。

 ってなわけで、もうこんな時間。明日を有意義に過ごすためにも、そろそろ練りをしまつ。

おやすみぐっないまた今度!