ろくにRollもできねぇなら ヒップにホップで飛んじまえばイイ

フォロワ各位、新年あけましておめでとう。

人生25年目の年になってしまい、生存できているのはめでたいけれど、正直時が進む事に対しては恐怖の方が強い。

最近日本語ラップがブームっぽい。例に漏れず僕もハマってしまった。最近はCREEPY NUTSの曲ばかり聞いている。たぶんきっかけはヒプノシスマイク。ラップとかヒップホップって、どちらかというと、陽キャ、ヤンキーの音楽って印象がもともと自分の中であって、あまり積極的に聞こうって思いはなかったのだけど、声優がラップやってると聞いて、声優なら…と聞き始めた。実にチョロい。そういう出会い大事だと思うけど。

んで、聞いてみると結構自分好みで親和性の高いコンテンツだった。

もともと昔から日本語を使った言葉遊びが好きで、同音異義語とか、母音が揃ってて意味が近い言葉とか、リズム良く読める文字列とか好きで、西尾維新とかが使う、「鉄血にして、熱血にして、冷血の…」みたいなのが好きだった。

お笑いも、勢いで笑わせるのももちろん好きだけど、どちらかというと話術とかで笑いをとる漫才とかが好きで

歌も曲調より重要視するのは歌詞だった。

だから、ラップの、韻を踏んでリズミカルに歌う文化は非常に好みに合っていた。

まあそれでも、ヒプノシスマイクでちょこちょこ曲を聞いたとしても、すごい合っているとは思っていたけど、すぐにドハマりというわけでもなかった。

どちらかというとヒプノシスマイクの最初の印象は、軽く韻を踏んでどちらかというと、ヒップホップのリズミカルな曲調の側面が強いものって感じだった。

そこからドハマりに持って行ったのがどついたれ本舗の「あゝオオサカdreamin'night」だった。

めっっっちゃ韻踏んでくる。

曲調もすごくリズミカルで、すごく聞いていて気持ちが良かった。お笑いも大阪も好きだったから尚更刺さるものがあった。

いままでヒプノシスマイクで感じてたものと違うものを感じた。

あゝオオサカdreamin'nightがリリースされてからネットも盛り上がっていた。そこでR-指定の名前も同時に並ぶのをよく見かけて、テレビたまに見る名前だったから、何で一緒に?何か関係あるのかな?って思って調べたらR-指定が作詞してるとの事で、作曲はDJ松永って人で、その二人はCREEPY NUTSってユニット組んでると知った。そこからCREEPY NUTSの曲を漁りだしてドハマりで今に至る…って感じだ。

もともとヒプノシスマイクでラップへの陽キャ的イメージからの近付き難さは少しなくなっていたとはいえ、やっぱり声優がやっていたのと、本職がやってるのは違うし、陽キャ向けなんだろうか…と思ったら、すごいCREEPY NUTSって歌詞が陰キャ寄りなんだよな。それで普段溜まったフラストレーションをリズミカルに気持ち良く吐き出していく感じがたまらなかった。

自分が好きだったものひとつの到達点に至った気がした。

いままで、一番好きな作詞をするのは田淵智也で、それを越える好きな作詞は自分の中でこれからもいないだろうと思っていたのだけど、そこに並ぶレベルまでR-指定の作詞に好きが高まっている。

まで既存曲で聞いてないの沢山あるし、まだまだ新曲も出すだろうし、期待していこう。

いままで聞いたので特に好きなのは「たりないふたり」「生業」「だがそれでいい」。公式でMVやら見れるから、気になったら聞いてみてね。

という、新年早々オタクのただの好き語りでした。